2011年にエアアジアと全日空が提携して設立されたエアアジアは、全日空側と
エアアジアの方向性の違いでエアアジアが手を引く形で撤退し、その航空会社
はバニラ・エアと名前を変えて運航されていましたが、2019年に同じ全日空
系列のピーチアビエーションに吸収合併の形で、取り込まれて消滅しました。



一度撤退したエアアジアは日本の楽天、ノエビアホールディングス、アルペン
の出資を得て株主として迎え、マレーシアのエアアジア・インベストメントと
合弁の形で二度目の日本進出を行い、中部国際空港を拠点に札幌、仙台、福岡
台北の国内線3路線、国際線1路線を運航していましたが、コロナ禍による運航
停止期間の長さによる経済的な疲弊と今後の見通しの不透明さを理由に二度目
の撤退を決めたことを発表しました。