第一回目の滋賀県彦根市(2010年)から始まった「ゆるキャラ」(漫画家の
みうらじゅん氏が名付けた言葉)の人気投票と、ゆるキャラとのふれあい?が
メインとなるイベント「ゆるキャラグランプリ」ですが、今年2020年の開催
を最後に終了となります。



全国でゆるキャラが増え過ぎて(同じ都市圏、エリア内で多数のゆるキャラが
出てきている事例もあり、メインのキャラがわからない)、逆にゆるキャラの
名前が覚えてもらえないなど、本末転倒の状況になっていることに加え、人気
投票に注力しすぎて税金の無駄遣いという批判が出たり、市役所の職員が業務
として投票をするなど、人気投票が過熱しすぎたこともあり、2015年に最多の
1,727体のゆるキャラが参加した以降は参加数も減少に転じて、2018年以降は
1,000体以下になっていることで、ブームはピークを過ぎています。