196周目には佐藤琢磨と同じ、Rahal Letterman Lanigan Racing から参戦の
スペンサー・ビゴットが第4ターンで大きな事故を起こし、赤旗で中断レベル
でしたがレースは続行されたため、コースに散乱した破片などを除去するため
イエローフラッグが振られていたことで、残り5周はルールにより追い抜きが
出来ないままでの走行となり、燃料にあまり余裕がないと思われた佐藤琢磨の
周回には有利になり、そのままバトルをすることなく優勝が決まりました。
最後の五周では無理をすることなく走れたので、運に助けられたという見方も
ありますが「運も実力のうち」という言葉もあるように最終の5周を無理せず
に走ることできる運を引き寄せた佐藤琢磨の実力の勝利だと思います。
結局、レースが終わってみれば1位から4位までが、ホンダエンジンの車になり
10位以内の車の8台がホンダという結果になり、ホンダの優位性は間違いない
レベルだったということもあったように思います。
三冠を目指して参戦したフェルナンド・アロンソは26位からのスタートで21位
という結果に終わりましたが、現時点ではコメントは読んでいません。
予選の前にはクラッシュもしました。
同じチーム(アロー・マクラーレンSP)から出走したパトリシオ・オワードは
6位=シボレーのエンジンでは2位に入っていますから、車自体には問題はない
と思われますので、フェルナンド・アロンソは特に速くはないということだと
思いますが、クラッチのトラブルがあったみたいなので、また自分には問題は
なかったというコメントが出るのかもね?
来年のルノーチームでのF1復帰においても優勝はないと思うんですが、優勝を
狙える可能性のあるチームにしか行かないと言いながら、ルノーと契約すると
いうことからして、個人的には理解できないF1への復帰なので、再来年までに
再びF1からの引退の表明があるように思います。
個人的な観測では、来年以降はF1を最優先にするという理由でインディ500の
挑戦も続けることはしないまま引退すると見ています。
それに対して佐藤琢磨はまだまだ引退することなく、AJ・フォイトの通算4勝
の記録に並ぶようにレースを続けて欲しいと思いますし、続けるでしょうね。
相変わらず、日本のバカメディアは、ほぼ沈黙しているのが信じられません。
井の中の蛙状態の日本のメディアは終わっていますよ。
インディ500で二度目の優勝・佐藤琢磨
- モータースポーツ