再開されたF1-grand prixの第6戦は、スペイン(バルセロナ)のカタロニア
サーキットに移動してのレースになります。

例年、年明け後の開幕前に合同テストが行われる場所で、いつもならば5月に
ヨーロッパでの転戦のスタートとして開催されますが、コロナ禍により春から
夏にかけてのレースが延期、中止になった関係で真夏の開催になりました。

先回のシルバーストンでのレースでは高温に強いとされるレッドブル・ホンダ
が高温に弱いとされるメルセデスに完勝して、評判通りの結果になりましたが
エンジンや冷却系の違いというよりは、メルセデスのタイヤの接地面が高温で
溶けてブリスター(タイヤの表面が水泡状になる状態)が出来たため、走行時
に飛散してトラブルの原因になることから減速の必要があったことが全開走行
出来なかった理由になっているので、高温が予想されるカタロニアサーキット
であってもレッドブル・ホンダが絶対に有利とは言えません。