あれをもしも普通にそのまま渡してしまったら、どん臭い乗客が天井まで泡を
噴き上げて周囲の人々は阿鼻叫喚の水攻めということになるのは想像の範囲内
ということで、持って帰ろうという下心を持って蓋を開けないで渡して欲しい
と言ってもやんわりと拒否されるはずです。
元々、ビールの話ではないので話をダイエットコーラに戻しますとダイエット
コーラは、カロリーの高い砂糖を使っていないからダイエットを名乗るわけで
砂糖に代わる合成甘味料が使われているのですが、この甘味料が激しく泡立つ
原因になっているので、普通のコーラと比べるとダイエットコーラは開け方が
激しいと泡が飛び散る確率が高いわけです。
健康志向の広がりによって、機内での食事の際にダイエットコーラを頼む人は
増えているみたいですが、蓋を開けた後も泡がなかなか消えないので、機内で
飲み物をサービスする時に本音では頼んで欲しくないみたいです。
アスパルテームや甘草など天然由来ではあっても化学的に作り出された甘味料
の場合は、甘みが強いために舌が甘さを感じた時点で脳が砂糖と勘違いをして
血糖値が上がるなどの事象が確認されているので、ローカロリーではあっても
健康的ではないというのがダイエットコーラの正体のようです。
それでも好きな人は飲めば良いと思いますが、飛行機の中では泡が噴き出して
周囲の人に飛び散るリスクがあるので、出来れば炭酸飲料以外の飲み物を注文
した方がキャビンアテンダントの方々の印象は良くなるかも知れません。