世界各国で感染拡大が続くコビット19(新型コロナウイルス)ですが、押入れ
に籠って収束するのを待っているだけで自然に収まることはないわけですから
アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、中国、韓国、そして日本でもワクチン
の開発と治療薬の模索が続いています。



有望とされているのは抗ウイルス薬の「レムデシビル」とインフルエンザ対象
の治療薬として開発された「アビガン」=富士フイルム系列の製薬会社が開発
ということで、「レムデシビル」は元々はエボラ出血熱の治療薬として開発が
進められたもののエボラ出血熱にはほとんど効果がなかったために、その他の
疾患に利用できないかということでコビット19に適用できないかという治験で
効果があった(アメリカでは効果あり、中国では有効性が未確認)ということ
でアメリカのFDA=アメリカ食品医薬品局の承認が下りたため、日本でも特例
承認されて5月7日から主に重症者に使用されるようになりました。