この年は、神戸で「ポートピア＝神戸ポートアイランド博覧会」が開催されて
まだ日本の将来は明るいと多くの人が思っていた時代でした。
神戸までポートピアのために行きましたが内容は全く記憶にございません。
そもそもメインテーマも知らずに行ったのですから適当過ぎますが、ゴダイゴ
がテーマソングを歌っていたので、そんな内容だろうなと思っていました。
年間ランキングの50位以内には入っていませんが好きな歌でした。
この頃は神戸市は景気が良くて「株式会社神戸市」なんて言われていたぐらい
なんですが、今ではそんな表現をされる地方都市は無くなりましたね。
神戸港にヒラメを放流して、天然ヒラメで稼ぐなんてこともやっていましたが
その後も神戸名産のヒラメは聞いたことがありません。
1981年の1位は「ルビーの指環」寺尾聰さん。
西部警察のリキ役も好きでしたが、コンサートで実際に観た寺尾聡さんは言葉
で言い表せないぐらいカッコ良かったです。
19位「シャドー・シティ」47位「出航－SASURAIー」が、ヨコハマタイヤの
ＣＭで使われていて、私は自分の車のタイヤをASPECに替えました。単純
一番ヒットしたのが「ルビーの指環」でしたが、個人的には「出航」が好きで
アルバム「reflections」はカセットテープ（ほとんど死語ですね）にダビング
して、ずーっと車の中で聞いていました。
2位は「奥飛騨慕情」竜鉄也さん。盲目の歌手として演歌番組によく出演して
いましたが今は全く聞きませんね。歌も良く知らないのでわかりません。
3位以降にたのきんトリオと呼ばれていたメンバーがチョロチョロといますが
全く興味がなかったというか嫌いだったので触れたくもないので無視します。
今でもファンの方はいらっしゃるかもしれませんが、趣味嗜好の違いですから
仕方ないですよね。
4位が「ハイスクール・ララバイ」イモ欽トリオ
1970年代から1980年代ぐらいが萩本欽一さん（欽ちゃん）の最盛期だったと
思いますが、ラジオの欽ドン「欽ちゃんのドンといってみよう！」が終わって
テレビの欽ドン「欽ちゃんのドンとやってみよう！」になり、さらに進化して
「欽ドン！良い子悪い子普通の子」になってから登場した、良い子悪い子普通
の子の三人がイモ欽トリオとして歌っていました。
作詞は松本隆さんで作曲はYMOの細野晴臣さんですから、決して遊びで作った
レベルの作品ではありませんでした。
5位は「長い夜」松山千春さん
「季節の中で」がヒットした時はザ・ベストテンに一回しか出ませんでしたが
「長い夜」の時は何度かテレビで歌ったような印象があります。
この頃はまだ髪の毛もたくさんありましたが、スキンヘッドになったら本当に
全く印象が変わってしまったので驚きました。
髪の毛があった頃
髪の毛が無くなった後
7位に「街角トワイライト」のシャネルズ
この年は、29位「ハリケーン」もリリースしています。
あの頃は顔を黒く塗るのに対して批判はありませんでしたが、今だとブラック
（黒人）を揶揄しているという批判が出るのですから世の中変わりましたね。
でも本質的な国籍差別とか女性差別とかあまり変わっていない気がします。
表面的なことではなく、もっと根本的に変わって欲しいです。
8位には「恋人よ」五輪真弓さん
まだ19歳の小僧だった私にはこの歌はあまり理解できませんでした。
今は亡き淡谷のり子さんとか、日本のシャンソンの重鎮みたいな存在の人達が
好んで歌っていたので、余計に敷居が高かったのかも知れません。
9位に「チェリーブラッサム」松田聖子さん
14位「夏の扉」23位「白いパラソル」34位「風立ちぬ」ということで一年で
４曲が50位以内に入っている人は他の年でもあまりいません。
リアルタイムで見ていられたのは、とても幸せだったかもしれません。
春と夏のイメージの作品は財津和夫さん、秋の作品は大瀧詠一さんが作曲して
アルバムも統一されたイメージで作られていて前にも書きましたがコンセプト
を明確にしてプロデュースされたアイドルは初めてだったと思います。
ということで、今回はここまでにします。