今年のバルセロナの合同テストでは、メルセデスの信頼性問題が表面化したり
フェラーリのパワーユニットにも幾つかの問題点があることが示唆されたりと
ホンダとルノー以外のエンジンが万全ではないような話が出たりして、今年の
開幕戦はホンダの優勝が現実的という予想が出ていたわけですが、巷の話題で
最大の関心事になっているパンデミック宣言が出された新型コロナウイルスが
原因となってオーストラリアGPは中止になりました。



レースの準備にかかっていたマクラーレンとハースのスタッフが発熱症状など
新型コロナウイルスの症状が出たために感染が懸念されていましたが、検査の
結果マクラーレンチームのスタッフ1名が陽性になり、その他の14名が隔離
されることになったためレースの欠場を発表し、それによって全てのチームが
主催者であるリバティ・メディアとオーストラリア・ビクトリア州政府が議論
を重ねた結果、オーストラリアGPの中止が決定しました。