1月25日のさいたまスーパーアリーナ(1月26日もあり)と、1月28日の大阪
京セラドーム大阪、1月30日のナゴヤドームの4公演で約13万人の動員になる
大規模な日本ツアーになっていますね。
2016年に来日公演を開催して以来なので、約三年半ぶりぐらいになりますが
やはり一昨年から大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」の影響は相当
あるのではないかと思います。
私と同世代の人は中学生の頃にクイーンを知ったわけですが、高校生で初めて
クイーンを知った人もいれば、逆にフレディ・マーキュリーが亡くなった後で
さらに言えば「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、クイーンの音楽に共感した
人もいるでしょうし、少年少女期にクイーンの音楽に傾倒していて、あの映画
で再び、コンサートに行きたいと覚醒した人もいるはずなので、50年間ずっと
追い続けたコアな人だけではないということで四つの会場がほぼ満席(現時点
でナゴヤドームはまだチケットが販売されています)になったのでしょう。
私が中学生の頃は「ベイシティローラーズ」「KISS」「チープトリック」
「ランナウエイズ」「レッドツェッペリン」と、アイドル系からハードロック
女性ロッカー、ブリティッシュと、いろいろとつまみ食いする人もいれば好き
と決めたら一途な人まで、いろいろな人がいましたからね、ナゴヤドームまで
行ったら同級生の一人ぐらいには会うかも知れないなとは思います。
フレディ・マーキュリーが逝った日、その日は会社の研修で香港に旅立つ日で
キャセイ航空の機内で配られた新聞を読んで知りました。
あの頃はホテルにケーブルテレビがあるわけでもなく、インターネットなんて
言葉もない時代でしたから、日本に帰るまでその後の情報を知る術はなかった
ので、死因がエイズであること以外はほとんどわからなくて、当時は本屋さん
で売られていた海外の音楽情報を伝える雑誌などで断片的に知るのみでした。
バッドカンパニーのポール・ロジャースと組んで来日公演をした時にもファン
は盛り上がってはいましたが、性的傾向がフレディ・マーキュリーと似ている
アダム・ランバートの方が、フレディ・マーキュリーが書いた作品と共感性が
高いということなのか、ブライアン・メイとロジャー・テイラーとの親和性も
あるような感じで、クイーンの作品をステージで披露するのは現在のメンバー
がベストなように思います。
「ボヘミアン・ラプソディ」の続編の企画もあるようで、撮影を開始したのか
編集作業に入っているのか、そのあたりはリリースがないのであまりよく理解
出来ていませんが、続編が公開されれば、それに合わせてワールドツアー実施
というようなプランがあるような話もあったので、年齢的にはかなり体力面で
厳しいかも知れませんが、今回で来日公演は最後ということはないはずです。
機会が合えばコンサートも行きたかったのですが、若かりし頃のように自由な
時間がいつでも作れないのが歳を取ったということなのでしょうね。
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