女性だけのフォーミュラレースの新設に当たっては、F1に昇格できない女性
ドライバーのチャンスを広げるという見方がある一方で、スーパーライセンス
ポイントを積み上げることが出来ても、Wシリーズから昇格することは事実上
難しいと思われ、女性ドライバーをF1から排除する方向に進むのではないか
という懸念も指摘されていて、レース自体の評価は定まっていませんが先ずは
挑戦してみるということも大切な要素であることに違いはないと思うので日本
から挑戦した小山美姫さんには是非とも最終選考で勝ち残って欲しいです。
選考の結果、落選したとしても2020年には再度、再申請の機会があります
とWシリーズのCEOがコメントしているので、逆に考えたら今年2019年
に出走枠を得たとしても来年になったら、また選考からやり直しになるのか?
という疑問はありますが、詳しいルールを理解していないので、現在のところ
どんな処遇になるのかは正直なところわかっていません。
F1のように世界を転戦するわけではなく、ヨーロッパの何か国かで数レース
が開催されて、順位によってポイントが加算されて年間の総合優勝が決まると
いう部分は現在行われている各レースと同じで、将来的にはレースの数が増え
F1の前座レースとして開催されるようになるみたいです。
ともかく最終選考は3月にスペイン南部で4日間の選考が行われ、シリーズで
使用されるF3スペックのマシン(レースは共通のマシン)でテストが行われ
18名と補欠の2名が選出されて、5月にホッケンハイムで開幕するシリーズ
の初戦からレースに臨むことになります。
日本では開催予定がないのが残念なところですが、日本国内でもレースに出走
する女性はいますからね、スポンサーのサポートもお願いしたいところです。
女性限定国際レース・Wシリーズ
- モータースポーツ