あまり喜怒哀楽を表に出さずに淡々とボールを投げるように見えましたが
リードしている試合で相手チームが攻勢に出ている時にマウンドに上がり
失点しないように試合を運んで試合を締めくくるという、もっとも責任が
重く圧し掛かるクローザーという役割を20年間も続けて、1000試合
という前人未到の試合数を重ねて積み上げた407セーブという大記録を
残して岩瀬投手が引退して、中日ドラゴンズからはまた一人全国レベルで
名前を知られた選手がいなくなります。
岩瀬投手よりも10歳も若く、故障さえなければまだまだ活躍できたはず
の浅尾投手も引退を発表していますので、ドラゴンズの投手陣の立て直し
は今シーズン終了後の大きなテーマになりそうです。
個人的に好きだった松井稼頭央選手の引退も寂しい話だと思っています。
西武ライオンズからメジャーに移籍して、帰国後は楽天に入団しましたが
今年からは西武ライオンズに復帰し、現役最後の年を意識してやってきた
ということですが、登録抹消となったことで自分自身と向き合って引退を
決めたということで、その結論を出せたのは限界まで技術を高めていても
届かない高さがあったということを割り切ることが出来たからでしょう。
スポーツ選手でも俳優でも一流と言われる人ほど、自分自身の立ち位置を
高いレベルにおいて、そのレベルで実力を発揮できなくなった時を引退の
時期として考えているようですが、世の中でもっとも往生際の悪い政治家
とか財団法人の会長なんかに天下りして醜態をさらしている麻生太郎とか
高村正彦、森喜朗なんてのはサッサと引退するか世の中から消えて欲しい
と思いますが、ダメな奴ほど地位と金に執着するのが残念なことです。
それはともかくとして大ベテランとして引退しても一般会社員からすれば
まだ30代、40代ですからね第二の人生として後進の育成とか個人的な
夢の実現など取り組むことはたくさんあると思います。
引退後の人生がより充実したものとなると良いですね。
プロ野球選手の引退の季節
- スポーツ