カナダ観光に行った日本人女性の団体が、現地の人たちがなんの対策?も
しないで高らかに音を立てて、用を足しているのを聞いていて、カナダ人
は恥を感じないみたいと言ったところ、その場に日本語を理解出来る人が
いて、環境保護も考えずに水を垂れ流しにする日本人の方がはるかに恥を
知らないのではないですか?と言われたこともあるらしいですが、これは
あまりにも適切なご意見だと思います。
そんなわけで、日本のトイレだけに設置されているのが音姫。
知っている人は知っている、知らない人は知らないものだと思いますが、
愛知県の公共施設では、ほぼ全てのトイレに設置してあるみたいです。
水を流す代わりに、センサーに手をかざすと一回分の水が流れた分だけの
音が出るので、その隙に用を済ますというもので、一回分で不足ならば、
二回分でも三回分でも好きなだけ、音を鳴らせば良いわけです。
でも、音を鳴らすために必要な電気も、水力だろうが火力だろうが環境に
負荷を与えることによって得られるエネルギーですよね。
自然に出る音は自然のままに、ということが恥だと思われないような文化
を作っていくというのが、今の日本に必要なことではないかと思います。
以下、女性が知っているようで知らないかも知れない正しい洋式トイレの
使い方の解説があったので、リンクを張っています。
(匂い・病気を防ぐ)洋式トイレの座り方・拭き方 女性限定
恋人がトイレの水を余分に流さなくてもいいような、そんなナチュラルな
感性を持った男性が彼女をリードして、水の使用量や電気の使用量を削減
することが地球環境の資源保護、環境保護にも繋がると思います。