若手の行司にキスをして胸を触ったとしてセクシャルハラスメントとして
臨時理事会で処分が検討された立行司の式守伊之助に対し、日本相撲協会
は三場所の出場停止処分を決め、それに先立って辞職願を出していた本人
については夏場所後に受理をするということで事実上の解雇処分を決めた
と見て間違いはないと思います。



酒を飲んで泥酔し、本人は自分が行ったことについて自覚がなかったとの
見解ですが、酒のせいにして本人に非がないなんて話がまかり通るような
世の中でもありませんので、処分は当然だとしても被害者である若手行司
は処罰を求める意向はなかったということなので、相撲協会の厳罰により
また別の問題が起きる可能性は高いと思います。