相撲取りがまげを結う時に使うびんつけ油が甘く良い香りがするという話
は前から聞いていましたが、実際に匂いを嗅いだのは、この時が始めてで
確かに甘い匂いですが、フランス製やイタリア製の香水にはない、和風な
匂いだなというように感じました。
昔は相撲と言えば、爺さん婆さんが入れ歯をふがふがさせながら声援して
いたような記憶しかありませんが、最近はそれぞれの力士に女性ファンが
ついたりして客層が広がるとともに、力士のびんつけ油の香りに惹かれる
人も少なくはないということで、日本のフレグランスメーカー「LUZ」
が、びんつけ油の香りに力士が体につけるパウダー(ベビーパウダー?)
のテイストを混ぜた香水を開発して7月に発売したようです。
香水の名前は「びんつけ油」とか「お相撲さん」などの候補が出ましたが
強さとたくましさを簡潔に表現する名前として「力士」が採用され、発売
されたわけですが、最初に用意された500本はすぐに完売してしまった
ために増産ということになったようです。
女性がつけるのもちょっとどうかと思いますが、一般の香水でも男性用と
女性用がはっきり分かれているようなことはなく、ユニセックスタイプが
主流になっていますからね、「力士」という名前のイメージはあるものの
女性も男性もテンションが上がるのであれば、闘い(仕事かな?)に行く
準備の最後にシュシュッと吹き付けて出かけるのも良いかもね。
お値段は3500円で送料無料でオンラインショップで買えます。
一つどうかなと思うのは、力士の英語名が「SumoWrestler」
というのがね…英語でもRikishiでいいんじゃないかな。
相撲取りの香り・香水「力士」
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