前半最終になるハンガリーGPでは、アロンソ6位、バンドーン10位と
二人が入賞して、コンストラクターズポイントでザウバーを抜いて最下位
を脱出したマクラーレン・ホンダですが、ハンガリーGP後の合同テスト
でも大きなトラブルが発生することなく順調に周回を重ねてテスト二日目
のラップタイムもフェラーリに続いて二位となり、サマーバカンス終了後
のベルギーGPでも、ポイント獲得が期待出来そうな感じです。



マクラーレンとの契約が解消になり、F1の世界でホンダの居場所が喪失
するかも知れないという噂はシーズンの初めからありましたが、日本以上
に契約に厳しい世界で、例えばメルセデスがホンダの意向を無視して新規
でエンジン供給の契約をしたとしたら、ホンダはメルセデスを訴える権利
を持っており、メルセデスはそのようなリスクを冒すことを考えていない
と非常勤取締役のニキ・ラウダが言っているように、マクラーレン側から
一方的な契約破棄はありえない中で、パワーユニットの供給元を変更する
という噂が流れ続けたのは、誰かが何かの意図で流していたのでしょうが
スペック3の信頼性が実証された現段階では噂は収束しつつあります。