製作会社のレジェンダリー・ピクチャーズの実質的なオーナーが中国人に
なったということが、チャン・ツィイーの起用に影響したのは間違いない
と思いますが、聞いたこともない女優の卵をオーナーの権限でゴリ押しと
いうわけでもありませんから特に問題だとは思いません。
逆に無名の演技力のない若手女優が出てきたとしたら、オーナーの愛人か
なんて話になるので、そんな下世話なことはしないと思います。
今回のゴジラは「キング・オブ・モンスターズ」として、キングギドラや
モスラ、ラドンとの闘いのシーンがかなり強調されているので、前作以上
に監督の演出力に期待がかかりますし、戦闘シーンの評価がこの映画全体
の可否を決めると見て良いと思います。
ゴジラの次々回作品として予定されているキングコングとの闘いの予告編
のような形で上映された「キングコング:髑髏島の巨神」はアメリカでも
日本でも前評判ほどの盛り上がりもなく終わりましたが、製作会社側では
次回作よりも「ゴジラ対キングコング」でのゴジラ映画史上最大のヒット
を目論んでいると思います。
というわけで、次回作は「ゴジラ対キングコング」の予告編的な意味合い
も持っているわけですからね、この映画でゴジラファンをより多く増やす
というミッションもあるでしょうから、一作目のゴジラ以上に関係者には
プレッシャーがかかりそうな感じがします。
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