外れてサモ・ハンになっています)が約20年ぶりに監督・主演を務めた
新作「おじいちゃんはデブゴン」が公開されます。
ブルース・リーの「燃えよドラゴン」のファーストシーンで、ブルースと
試合をしている場面を見たのが1976年ですから、40年以上香港映画
の世界で貢献しているレジェンドの一人であるサモ・ハンが昔と変わらず
アクションを見せる映画のタイトルが「おじいちゃんはデブゴン」
そもそも、1978年に公開された主演作品の邦題が「燃えよデブゴン」
になったために、その後のサモ・ハン主演の作品群はことごとくデブゴン
にされてしまったために、特にシリーズものでもないのにそれぞれの映画
の関係性までがこじつけられるという酷い展開になっています。
最初の作品のタイトルは「Enter The Fat Dragon」で、ブルース・リーの
「燃えよドラゴン」のパロディ的なタイトルで「燃えよデブドラゴン」的
なタイトルでもあるので、百歩譲ったとしても今回の作品なんて、過去の
作品とは全く関係ない上に原題は「THE BODYGUARD」ですからね、悪ノリ
もいい加減にしたら?と思うぐらい酷いセンスです。
スティーブン・セガールの沈黙シリーズも日本では勝手にシリーズ物だと
誤解されそうな邦題を付けられていますが、実際に本当に同じ役柄で主演
したのは「沈黙の戦艦」「暴走特急」だけですからね、この邦題もかなり
いい加減なやっつけ仕事という感じです。
映画の配給会社もわざわざ印象を悪くしたいとは思っていないでしょうが
もう少しまともな邦題を付けてもらいたいとつくづく思います。
「おじいちゃんはデブゴン」なんてタイトルで、緊張感のあるアクション
シーンを想像する人は皆無だと私は思いますよ。
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