数多くの小説が映画の原作として映像化され、初めて映画化された作品は
キャリーですが、その後もシャイニングやクジョー、ペット・セメタリー
などの黒板を爪で引っ掻く感じの神経を刺激されるような作品が発表され
キャリーのようにリメイクされた作品もあります。
短編映画を何作かまとめたクリープショーも第二集が作られるなど人気が
ありましたが、何度車に轢かれてもひき逃げ犯人の女性の前に現れる男が
描かれていたりして、夢の中に出てくるタイプの怖い映画でした。
トラックが意思を持って人間を襲う地獄のデビルトラックというB級映画
とか、口だけの化け物が異次元空間で人間も含めてなんでも食べてしまう
というランゴリアーズ(TVムービーを日本でビデオ化)など、意味不明
で理解しがたい作品もありますが、概ね評判のいい映画が多いです。
そんなスティーヴン・キングの小説「IT」が1990年のテレビ映画化
に続いて、映画としてリメイクされて9月に公開予定になっています。
雨の中で行方不明になった少年を実兄が友人たちが捜索をするというのが
映画としての導入部ですが、地下下水路に潜むピエロの姿をした怪しい奴
がどうしようもなく不気味で映画を観たら夢に出るのは確実な感じです。
昨年は英国で実際にピエロの姿をした不審者が現れて、警察が大掛かりな
捜査体制で住民の不安解消に務めたということもあったために、アメリカ
でもピエロのドナルドが職を失うという余波もありました。
道化師のはずのピエロが見れば見るほど不気味な装束というのも、今一つ
理由が分かりませんが、子供の頃に地元にサーカス団がやって来ると子供
が連れ去られてサーカス団で見世物にされるという噂があったのもピエロ
の薄気味の悪い雰囲気が子供達にそんな負のイメージを与えていたような
気がしないでもありません。
アメリカでは、こんなテレビ番組もありますからね…。ピエロは怖いです。
そなイメージをトラウマのように持っている私と同世代の人にはこの映画
は怖すぎるかも知れません。
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