私自身はデビュー当時の印象は皆無なんですが、大御所の松任谷由実さん
が荒井由実だった頃に作詞作曲の「中央フリーウェイ」をカバーした時に
ヒットしてから庄野真代さんを知りました。
中央フリーウェイ=中央自動車道だということを知らない人がいることを
つい先日知って、歌のイメージで都会の真ん中を走っている歌だと思って
いる人が意外に多いんだなと、40年近く前の歌で新たな発見をしまして
世の中、誰もが共通認識をしているわけではないことがたくさんあるんだ
ということを気付いた次第です。
それはともかく、「HeyLady優しくなれるかい」まで、ヒット曲が
続いている全盛期の時に、突然、当時の旦那さんと世界一周の旅に出ると
いう当時の私から見たら暴挙のようなことをして、しばらくは復帰しない
どころか、そのまま消えてしまうかも知れないみたいな話もあったりして
少なからずショックを受けた若かりし頃の私でした。
現在ではフェイスブックで一応、友達の承認をもらって、ちょこちょこと
コメントを書き込むと返信ももらえたりして、ITの進化に感謝している
わけですが、このように私が10代、20代だった頃に聞いていた人たち
が40周年とかいう話題が出ることが増えてきて、自分自身も坂道の頂上
を越えて、下に向かって進んでいることを実感します。
下り坂は走ったりすると止まらなくなってしまいますから、慌てず確実に
前に進むように気を付けなければと思っていますが、小休止の時の音楽を
たくさんの選択肢の中から選べるというのは幸せだなと思います。
今の歌手たちの歌が40年後にどのような評価をされるかは知りませんが
少なくとも、あーとかうーとか言っているだけのEXILEの歌を聴いて
あの歌を若い頃に聞けて良かったなとは思わないでしょうからね。
そういう意味で老人と言われようが、中年親父と言われようが若い頃には
良い環境だったと今になって思っています。
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