エマ・ワトソンが主演している最新の劇場公開作品「ザ・コロニア」の、
週末興行収入が47ポンド(日本円換算で約6400円)という大失敗に
終わったことが英国映画協会の発表で分かりました。
日本の拡大上映というと大体100館以上なのに対して、今回の映画上映
は全国で5館のみ、さらに興行成績の集計は3館のみという違いはあると
いうものの、週末の二日間で7人しか見ない映画ってあまりにも酷すぎて
逆に話題になるレベルだとは思いますけどね。
映画の内容は独裁政権下のチリで政権のカルト集団の施設に囚われた恋人
を救い出すために奔走するヒロインがエマ・ワトソンということで、映画
に入り込むことも難しそうな実話を題材にした作品のようです。
キスシーンとか裸エプロン(男だけど)、全裸シーンとか、かなり過去の
作品よりも冒険しているように思いますが、裸になったらそれでOKとは
いかないのが大女優の厳しいところですね。
日本の単細胞のメディアなら脱いだだけでも話題になりますけどね。
配給元はオンデマンドでストリーミング公開をしているので、映画館での
上映はプロモーションの一環だとして劇場公開がコケても関係ないという
スタンスのようですが、それにしても動員数が少なすぎだとは思わないと
いうことなのでしょうかね?よくわからない説明です。
ちなみに、日本の映画界では松本人志という全く才能のないバカが作った
「R100」という映画が最低レベルの動員だと思われますが、このバカ
映画でさえ最初の週末は37983人が見た(但し、お金を払ったかまで
は不明ですので大半が招待券かも知れません)ということなので、それと
比べても7人はいかにも少ないですね。
でも細かく見ると「R100」は拡大上映で223館で上映しているので
1館平均だと170人になり、オンデマンド上映とかもないわけなので、
映画館にとって迷惑だったのは、確実にこっちだったと思います。
という話はともかくとして、ハリー・ポッターの印象が強すぎているのか
なかなかヒット作に恵まれないエマ・ワトソンですね。
そりゃ一年間は休養しますとか言いたくなる気持ちもわかります。
ノア 約束の舟 [Blu-ray] by G-Tools |