オリンピックのボクシング競技で、前回まではプロボクサーの参戦を一切
認めてこなかった、国際ボクシング連盟(AIBA)=(主にアマチュア
のルールなどを統括する団体)が、スイスで行われた会合でオリンピック
にプロ選手の参加を認めるという規定改正案を提示し、委員の投票の結果
賛成多数で可決されたことによりプロ選手の出場が可能になりました。



AIBAがプロ選手の参加を容認したのは、ボクシングという競技自体が
不人気競技のために収益が得られにくいということで、世界チャンピオン
が出場すれば多くの観客を動員することが出来るという目論見があったと
されていて、容認論が最初に出た時には引退したマニー・パッキャオ選手
がオリンピックに出ることに乗り気だというニュースが流れました。