昨年から正式に開催されているフォーミュラＥ（電気自動車のレース）の
２０１６年から２０１７年のシーズンから開始される新規レースの計画が
発表されました。
現行の２０１５年から２０１６年のレースは、今までと同様に１０チーム
から各２台ずつの参戦により、２０台の車によって年間総合優勝が争われ
今シーズンは１０月２４日の北京（中国ＧＰ）が開幕戦となり、第二戦の
プトラジャヤ（マレーシア）までが終わっています。
第三戦はプンタ・デル・エステ（ウルグアイ）で予定されていて、元Ｆ１
ドライバーの鈴木亜久里が率いる、チームアグリ・プレジデントも前期に
続いて出走していますが、現時点では１０チーム中の９位と出遅れ気味と
いう感じになっています…という話はともかくとして、新規レースの話に
移りたいと思います。
２０１６年シーズンから始まるレースなんですが、フォーミュラＥと同じ
電気モーターで駆動するもののドライバーが運転しないで人工知能により
世界を転戦するもので「ロボレース」と呼ばれます。
フォーミュラＥがメインレースなのは当然ですが、そのサポートレースと
して、人工知能が運転する無人車が約一時間のレースをするというもので
ドライバーに個性を求めることもなく、ただエンジニアのプログラム技術
を車に搭載して順位を競うレースということで、個人的にはなにが面白い
のかサッパリ意味が分からないというのが実際のところです。
ただ、ラジコンでもない自動運転の車が時速３００キロで順位を競うこと
自体は、技術の進歩が人間の想像をはるかに超えているように思います。
この技術を実用化して、普通に車が送り迎えをするような時代が近い将来
に来るのは確実になりそうな気がします。