上海インターナショナルサーキットで開催されたF1・中国グランプリは
ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が
そのまま1位を守り抜いて今シーズン2勝目、同じくメルセデスから出走
のニコ・ロズベルグが追い上げながらも届かず2着となり、チームとして
メルセデスが1-2フィニッシュという結果になりました。







先回、優勝したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位になり、同じ
フェラーリのキミ・ライコネンが4位に入り、5位、6位はメルセデスの
エンジンを積むウィリアムズのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスと
いうことになって、今シーズン当初からのメルセデスとフェラーリの優位
はまだまだ続きそうな感じです。

前回まで完走も出来ていないマクラーレン・ホンダは三戦目にして初めて
二台が完走し、フェルナンド・アロンソが12位、ジェンソン・バトンが
13位とポイントが獲得出来る10位以内が見えてきたような感じです。



まだ完全復活には程遠いのは明らかですが、オフシーズンのテストが満足
に出来ていなかっただけに、ホンダのF1プロジェクト総責任者の新井氏
がインタビューに応えたように、ようやく本来のシーズン入りという感じ
で、完走というステップを乗り越えたことで、ようやく順位を上げて行く
というレースの目的に向けて動き出した感じがします。

次回は政治面、軍事面に加えてダーイッシュ(ISIS)の影響によって
開催自体に危険が伴いそうなバーレーンでの第4戦になります。

少しでもマクラーレン・ホンダの順位が上がるのを期待したいですが競技
にダーイッシュの影響が出ないことが第一だと思っています。

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