２０１４年シーズン後半、ジュール・ビアンキが鈴鹿サーキットで負傷し
その後、資金不足のため破産したマルシャチームが破産手続きを終了して
新たな出資者（英国のスーパーマーケットの元ＣＥＯなど）の出資により
マノーＦ１チームとして出走を目指すようです。
エンジンの供給を受けていたフェラーリに対する負債により、スポンサー
のロシア企業が撤退し、新たな出資者が見つかったことで債権者が指揮権
をチームに戻すことに同意したことで破産手続きが終了し、新たに活動を
開始することになったため、エンジンはフェラーリの２０１４年型が継続
して供給されることになりました。
今年のフェラーリは調子が良さそうですが、昨年のエンジンはフェラーリ
自体も良い成績を残せていないので、勝てるとは思えませんが…。
マシンも２０１４年型で出走するつもりだったようですが、主催者側から
拒否されたので、新型の開発が必須となっていて全ての条件がクリアとは
なっていないので確定ではありませんが、引続き諦めることなく出走する
ことを目指して行くようです。
別の話としてマクラーレンが、技術開発の共同チームとしてマノーチーム
との関係を構築しようと目論んでいるという話があり、マクラーレン代表
のロン・デニスはマノーチームに対してホンダエンジンが供給されること
を望んでいるという話もあります。
そのような計画があるのならば、マノーＦ１チームの車体開発にホンダの
が関与し、ドライバーも日本人が採用されるということも考えられるので
そのような方向に話が進むと良いのですが、現時点ではホンダのエンジン
は不具合の連鎖から脱せられていないということもあり、実現を期待する
というのは、ちょっと難しいかも知れませんね。