ヤンキースでフリーエージェントとなり、マイアミ・マーリンズと一年で
契約を結んだイチロー選手が東京都内で入団会見をしました。
イチロー選手が日本国内で入団会見を開くのは15年振りのことで今まで
の環境から新天地に移動するということで、いろいろな場面で新しいこと
をして行こうと意識的に切り替えているのかも知れませんね。
マーリンズから「選手として必要としてもらえること」これが、何よりも
大切なものであり、大きな原動力である、とイチロー選手は語りましたが
これはメジャーリーガーのイチロー選手だけでなく、全国各地のいろんな
職場で働く人にとっても同じことだと思います。
余剰人員だとか、人員整理だとか、あまりにも簡単に人を切り捨てている
会社という組織が本気で人を生かそうとしているとは思えず、株価操作で
景気が良くなったと騒いでいる政治家の愚かさばかりが目に余る世の中で
一流選手のイチローでさえ「選手として必要としてもらえること」これが
何よりも大切なものだと発言した重みを世の中の経営者に自覚して欲しい
と思いますが、ダメな人ほど自分に甘いですからね、難しいかな。
マーリンズの外野手は現時点で四人しかいませんが、三人は20代の若手
の上に実力もある選手ばかりで競争は厳しいと思いますが、経験と技術と
いう長い間の選手生活で築いてきた強みを生かして、出場試合数を増やし
出来れば今年中に三千本安打を達成して欲しいと思います。