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白鵬の審判批判問題 [相撲関連]


大相撲の初場所、13日目の取り組みで稀勢の里と戦って取り直しの末に
勝った白鵬が、子どもの目でも自分(白鵬)が勝っていたのはわかる、と
発言し、「審判部はもっと緊張感を持ってやって欲しいと話したこと」に
ついて横綱審議委員長や北の海理事長が白鵬の師匠に厳重注意を言い渡す
という揉め事がありました。



行司の軍配は白鵬に上がりましたが、審判部の親方衆が土俵の上に集まり
同体(同時に落ちた)と説明して取り直しになりましたが、そんなことは
審判が集まらなくてもビデオで見れば確実に分かることであって、情実が
介入する話し合いなど不要です。(白鵬の勝ち負けはともかくとして)


土俵から転落したりして一番一番を真剣に戦っている側からすれば漫然と
取り直しを命ずる審判部に対して強い不信感を抱くのは当然であり、その
批判を甘んじて受け取るのが正しい姿ですが、権威主義の相撲協会は即断
で白鵬が未熟だと決め付け、審判は悪くないと結論付けました。

引退した親方衆の受け皿として相撲協会の中にはいろいろな役割があって
生活のためにそれらの役割を減らされるのは困るというのが本音でしょう
が、少なくとも現役時代に三役さえ務めていないような実績のない元親方
は定年と同時に廃業させるべきでしょう。

自分自身が横綱になっていない平幕が引退したら横綱よりも権威があると
主張するなんて笑い話にもなりません。

会社を定年で退職した一部の経営者達が主体となっている横綱審議会とか
そんなカビ臭い組織の偏屈な爺達にコビを売っていないで、現役で真摯に
相撲と向き合っている力士の思いを最優先にするのが、文部科学省傘下の
公益財団法人である日本相撲協会であるべきでしょう。

一部の拝金爺達の天下り組織になっている横綱審議委員会なんて解散して
明確な基準を作って横綱を認定してこその公益だと思います。

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内藤 堅志

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