「福島 生きものの記録 シリーズ1~被曝~」に続く、原発事故の後の
福島の様子を撮影したドキュメンタリーが公開されました。

事故が起きた後の生態系調査の様子を淡々と映像に記録した映画で、本来
ならば環境省などが映像記録を残して、国民の共有財産として残すべきと
思われる現実が映し出されています。

茎が太くなったタンポポ、体表に白い斑点が現れた牛、黒い羽根の間から
白い羽が目立つようになったツバメなど、放射能の影響だと糾弾すること
なく、事実を映し出すことで、現在の福島の様子を伝えています。

何かコトがあれば風評被害という表現で一括りすることが本当に福島県の
人たちの生活を守ることに繋がっているのか、再稼働ありきで進めようと
している原発政策は誰を利するのか、いろいろな視点があると思いますが
まず現実を直視したい人は是非とも観ていただきたい映画です。