昨年の年収(ファイトマネー+有料テレビPPVの歩合)が、107億円
(2試合の試合時間の合計は72分=1分間では約1億4800万円)で
世界一稼いだプロスポーツ選手と報じられた、フロイド・メイウェザーが
ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで、WBA・
WBC世界ウェルター級、WBC世界スーパーウェルター級のタイトルを
懸けたタイトルマッチ12回戦をマルコス・マイダナと闘いました。



ハードパンチャーで攻撃型のマイダナと、守備型のメイウェザーの試合と
いうことで、KO決着の可能性は低いと見られていましたが、予想通りに
3-0(116-111、116-111、115-112)の判定で、
メイウェザーが47連勝という結果になりました。

試合中にはマイダナがメイウェザーの手を咬んだり(8R)メイウェザー
もローブロー(11R)があったようですが、アメリカではそれぐらいの
こと(減点はされていません)は普通かなという気もします。

フィリピンの英雄マニー・パッキャオはメイウェザー戦を強く望んでいる
と言われていますが、メイウェザーは2015年9月に引退すると表明し
後一年以内がリミットになっていますので、個人的には両者の戦いを是非
実現して欲しいと思っています。

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野木 丈司


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