ヨーロッパ陸上選手権の男子3000メートル障害決勝で、フランスから
出場していたマイディーヌ・メキシベナバ選手が勝利を確信し、ゴールの
手前でランニングシャツを脱いで上半身裸でゴールをしたところ規定違反
で失格になり金メダルを剥奪されました。





規定は、国際陸上競技連盟の競技規則第143条8項の「ナンバーカード
(ゼッケン)はいかなる方法でも見えなくしてはならない」という規定が
あるため、それに違反したというもので、当初は警告だけで済ませていた
ようですがスペイン代表団からの異議申し立てにより、規定違反を厳密に
適用となったようです。

フランス代表団からも抗議があったようですが、規定違反をひっくり返す
というのはルールが優先される世界ではあり得ないですからね。

調子に乗って天国から地獄とはこういうことを言うのでしょう。

間抜けの構造 (新潮新書)
ビートたけし


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