故・赤塚不二夫さんの生誕８０周年を企画して、赤塚さんの代表作の一つ
であるギャグマンガ「天才バカボン」が長編映画化され、２０１５年春に
公開されることがわかりました。

タイトルは「天才バカヴォン～蘇るフランダースの犬～」で、監督・脚本
は「秘密結社・鷹の爪」のＦＲＯＧＭＡＮが担当し、アニメ放送４０周年
の「フランダースの犬」のネロとパトラッシュも登場するという想定外の
ストーリーになっています。



映画の始まりで登場するのは「フランダースの犬」のラストシーンとなり
息絶えてしまったネロとパトラッシュは、天国から迎えに来た天使たちの
手を振りほどき、自分たちを虐げた人間たちに復讐するために蘇るという
設定で、そのネロとパトラッシュから人類を救うために立ち上がるのが、
バカボン一家ということになっています。

天才バカボンというタイトルでありながら事実上の主役はバカボンのパパ
というスタート時から一筋縄ではいかないアニメでしたが、今回はさらに
複雑でブラックなお話になりそうで、天界の赤塚さんはどんな思いで下界
を見降ろしているのでしょうね。

「フランダースの犬」が好きな人からは、かなり本気の抗議とか来そうな
気がしますが、それでも「これでいいのだ」で済ますのかな…。



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