- シネマクラブ
第36回モスクワ国際映画祭で、最優秀作品賞と最優秀男優賞を受賞した
映画なんですが、素直にありのままに感想を言いますと…意味不明な映画
というのが、率直な感想です。
映画の中で二つの殺人の描写があるわけですが、禁断の愛であるがために
人が殺されるというわけでもなく(間接的には関係しますが)殺人という
大きな転機となるべき事象が、淡々と路傍の石ころのように流されていく
という感じで、非日常的過ぎて映画の中に入り込めませんでした。
ネタバレしないように細かい部分については書きませんが、国際映画祭で
評価される芸術作品はやはり万人には理解できないもののようです。
私の男 (文春文庫) 桜庭 一樹 by G-Tools |