地球の大気のほぼ78%が窒素で、酸素が約21%あるのに対して、火星
では二酸化炭素がほぼ95%を占めていて酸素は全くありません。
植物を植えて光合成が出来れば、二酸化炭素を酸素に変えることが出来る
かも知れませんが、植物を持ちこむことがまず難しいですし、最低気温が
マイナス120℃で、最高気温がマイナス20℃の世界で植物が育つのは
絶対に無理で、地球上の生き物も生きることは出来ませんから、現代版の
ノアの箱舟のように火星に生き物を送っても繁殖することは無理ですね。
ということであまりにも簡単に火星に生物生存説は否定されるわけですが
写真を見ると、やっぱり生き物に見えてしまうのが悩ましいところです。
双子の探査車がとらえた火星風景 (宇宙画像ebook) 岡本典明 by G-Tools |