楽天時代の2012年8月から先発登板試合無敗記録を42試合に伸ばし
レギュラーシーズンの連続勝利を34連勝まで積み重ねてきたヤンキース
の田中将大投手が、約二年振りに敗戦投手になりました。

メジャーリーグに移籍後、初めて二回目の対戦となったシカゴ・カブスを
相手に6回までに自責点3(失点4)でマウンドを譲り、継投した二番手
も2点を失って、6-1でカブスに敗れました。

雨の中での試合ということで、ボールのコントロールが今一つという状態
だったことが敗戦の原因だと思われますが、変化球のキレが悪かったこと
と、高めに球が集まったことが悪すぎたと自分を責めているようです。

なんでもかんでも他人や天候、運のせいにする人よりは潔いというか自分
の責任にこだわるプロの仕事師になっていますが、人間ですから未来永劫
勝ち続けるわけにもいかないと思いますので、一つの節目として気分転換
をして、次戦から新たに勝ちを積み重ねて行って欲しいと思います。

無敗の男―田中将大〜「強さ」をつくった師の流儀
古内 義明


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