上海で開催されたF1の中国グランプリで、本来は周回数56周のレース
であるにも関わらず、チェッカーフラッグを早く降り過ぎたために2周が
短縮されるという珍事が発生してしまいました。

ルイス・ハミルトンが最後の周回を残した55周めでチェッカーフラッグ
が降られたために、FIA=国際自動車連盟の規定により、トップマシン
(ルイス・ハミルトンのことですね。)が、最後にラインを越えた時点で
レースが終了とみなされるため、チェッカーを振った時点では55周目の
ラインは越えていないので、その前の周回である54周目でレースは成立
していることになるため、最後の2周は無効になったわけです。

レース自体は最後まで継続されたため、残りの2周で変動のあった順位は
54周目の時点に戻されることになったのですが、その対象となったのは
ケータハムの小林可夢偉のみ…最終周で18位から17位に上げた順位は
無効となり18位ということで決着しました。







初戦から事故の原因とされたり、一人だけ順位が下がったりと嬉しくない
場面で名前が出ている小林可夢偉選手ですが、名前がでなくなっても困る
世界ですから気持ちを切り替えて、次戦に臨んでもらいたいですね。

可夢偉が、右京に!
小林 可夢偉;片山 右京


by G-Tools