高額年俸のスーパースターが三人揃ったニューヨークヤンキースの外野で
出場機会の序列としては、五番手に位置するとされてきたイチローですが
出場機会があった時にはマルチヒットを打ったり、フェンス直撃の長打を
ジャンプして好捕したりと、確実にアピールしているので監督からの信頼
も日毎にアップしているようです。



日本のプロ野球でも40歳に入るとロートル扱いされて、言葉的には代打
の切り札とか、守備固め要員なんて言われますが、実際には重要な場面で
使われることはあまりないという現状がありますが、日頃のトレーニング
で身体能力を最大限に生かす努力をしているイチローは、やはり別次元の
スター選手なんだと感じます。

今年の開幕はベンチスタートでしたが、動揺するメディア関係者を相手に
いつでも仕事をする準備は出来ているから大丈夫と言い、実際に必要だと
される場面できっちりと仕事をこなす選手はそんなにいませんし、勝負師
仕事人として、カッコいい存在だといつも思って見ています。

イチロー式 集中力 (PHP文庫)
児玉 光雄


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