残念なことにフィギュアスケート自体に全く魅力を感じないので個人的に
感動したという思いを伝えることは出来ないのですが、世界歴代最高得点
という結果については、率直に凄い選手なんだなと思ってしまいます。

フィギュアスケートの男子ショートプログラムで日本代表の羽生結弦選手
が世界最高得点の101.45点を出して、現時点で金メダル獲得がゼロ
の日本選手団の期待の星として注目が集まっています。

今までの数十年間、日本人選手は技術点はともかくとして芸術点の部分で
ビジュアル面の問題が克服できないという難点というか体型とか表情など
欧米系の選手に負けてしまっている部分がありましたが、ここ十年ほどは
手足が長くなり、表情も豊かになってビジュアル面でも欧米の選手と互角
または優位に戦えるレベルになったことも大きいと思います。

メディア的には、日本人全員の期待が集まっていることになっていますが
自分自身が満足できることが、最大の充実感を得られる瞬間だと思うので
一喜一憂するテレビの前のギャラリー達よりも、自分自身のために悔いの
ない演技をしてもらいたいと思います。

フィギュアスケート日本男子応援ブック (DIA COLLECTION)
大野田徹郎


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