2014年のF1は車体本体への変更としてフロントノーズの先端を下げ
ノーズ自体を長くすること、フロントウィングの全幅がマシンの全幅より
少し短い1650mmに縮小されたこと、ビームウィングの廃止など空気
を利用が制限される仕様となると共に、エンジンが1.6LのV6ターボ
となって、昨年までとは大きく車体もエンジンも変わります。

より安全性を高める、より戦闘力を高める、環境に配慮したレースの開催
という相反する命題を抱えた自動車競技を進化させていくためには根本的
なレギュレーションの見直しが必要だということなのは理解できます。

が、最終戦のみポイント二倍という量販店のポイントカードみたいな改革
は本末転倒というか、一年間を通して厳しい戦いを続けてきた選手たちが
脱力するような結果になることだけは避けてもらいたいものですよね。

年間チャンピオンはあくまでも年間を通じてタイトな戦いを制した選手に
贈られる称号であるべきだと思うからです。

ポイント二倍のルールは現時点では保留扱いで決定ではないようですから
最終的には廃案となることを期待したいものです。

F1 (エフワン) 速報 2014年 1/23号 [雑誌]


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