引退を発表している、スタジオジブリの宮崎駿監督の作品「風立ちぬ」が
「ハウルの動く城」以来、8年ぶりにアカデミー賞の長編アニメーション
部門でノミネートされました。



以前に「千と千尋の神隠し」で、同賞を受賞していますので11年振りに
二度目の受賞ということになります。



ゼロ戦の設計者、堀越二郎氏の半生を纏めた、小説「風立ちぬ」を題材に
飛行機作りに情熱を燃やす青年の姿を描いたアニメーション映画の候補作
は、2013年公開の日本国内での最大の収益を上げた作品であると共に
ニューヨーク映画批評家協会賞やナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
などを受賞していることから、宮崎監督の二度目となるアカデミー賞受賞
が期待できると思います。

なお、アカデミー賞のノミネート候補作の中では、大きなライバルの一つ
と見られていた、ピクサーの「モンスターズ・ユニバーシティ」』が今回
ノミネートから外れるという小さな波乱がありましたので、「風立ちぬ」
が受賞する可能性は高まったと考えて良いのでは?と見ています。

ジ・アート・オブ 風立ちぬ (ジブリTHE ARTシリーズ)
スタジオジブリ


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