ローマ時代にナポリ近郊に栄えた商業都市ポンペイが、近くにあった火山
ベスビオスの噴火による火砕流で、一万人以上が一瞬で火山灰に埋もれた
実話は何かの機会で聞いたことがある人も多いかと思います。

そのポンペイ最後の日が、バイオハザードシリーズの監督によって映画化
され6月に公開される予定になっています。



ポンペイが埋もれたのは史実ですが、登場人物については創作された人物
なので、キャラクターについてシンパシーを感じるかは、また別の問題と
いうことになりますが、逃げ場のない火砕流に襲われた都市で恋人を守る
ために奮闘する奴隷戦士の戦い、というストーリーが日本でもウケルかは
ちょっと微妙な感じかな…。

実際に発掘されている遺体が多数ある大災害だけに、CGで再現したこと
については努力が褒められるべき作品だとは思います。

古代ポンペイの日常生活 (講談社学術文庫)
本村 凌二


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