埼玉県さいたま市にある、さいたまスーパーアリーナ内で開催されていた
フィギュアスケートの全日本選手権(ソチ・オリンピック代表選出の最終
選考会も兼ねていました)が終了し、成績でトップになったのは鈴木明子
選手=邦和スポーツランド所属で、二位には村上佳菜子選手=中京大学が
三位に浅田真央選手=中京大学が入り、上位三人が代表になりました。

男子は羽生結弦選手=全日本空輸、町田樹選手=関西大学、今回は万全な
体調で参加できなくて三位以内の入賞が叶わなかった高橋大輔選手=関西
大学大学院が過去の実績を考慮されたのか代表入りしました。

過去の実績が加算されるのなら、最終選考会という名称を付けるべきでは
ないと思いますし、女子は上位三人がそのまま代表入りしたのに、男子は
選考委員の手心が入るというのも随分と変な話で、フィギュアスケートの
代表選びは毎回、不透明で疑義の残る結果になっているように思います。

極秘出産から復帰してオリンピックを目指した安藤美姫選手は七位という
結果に終わり、未婚の出産が選考委員たちの個人的感情で嫌われていると
いう噂を裏付けるような順位となりました。

結局、安藤美姫選手は引退を表明しましたが、それについては別の記事に
纏めたいと思います。

フィギュアスケートの選考委員の選考自体に問題がありませんか?と特に
スケート界に思い入れのない私は第三者的視線で思います。

毎度のように疑惑の採点と書かれている組織と言うのは、かなりの問題を
抱えていると見るのが普通だと思います。

誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術 (朝日新書)
荒川静香


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