名古屋グランパスエイトのストイコビッチ監督が、2008年から6年間
指揮を執ったチームに別れを告げるラストトークショーが、名古屋市内で
開催され、約800人のファンとの交流がありました。

退任後の今後については「ノーモアトレーニング、ノーモアミーティング
ノーモアゲーム」と話し、家族と共にゆっくりと休んで考えたいそうです
が、もしも仕事のオファーがあれば考えるということですから、しばらく
休養して気力が充実して来るのと同時に、次のチームと新たな契約を結び
必ずサッカーの世界に戻って来ることでしょうね。



名古屋グランパスは今シーズンの終了後、中日ドラゴンズを見習うように
選手を減俸し、相当数の選手を解雇して経費節減を断行するチーム改革を
しましたが、そこにはドラゴンズの落合GMのような来年に思いを馳せる
配慮が感じられず、ただ経費削減をしたいという親会社のトヨタ流の経営
が前面に出ただけのような気がしますので、選手がモチベーションを維持
して来年は優勝を目指すという覇気が感じられません。

正直なところ、落合監督が解任された当時の中日ドラゴンズと同じような
雰囲気を感じるので、来年の年末にはJ2に降格ではないかという懸念を
感じていますが、多分それは私だけではないような気がします。

攻め切る―指揮官西野朗の覚悟
戸塚 啓 清水 和良


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