第70回ベネチア国際映画祭の特別招待作品として公式上映された、映画
「キャプテンハーロック」の評判がとても良いようです。



元々、欧州では「宇宙海賊キャプテンハーロック」や「銀河鉄道999」
などの松本零士さんの作品は人気が高いのだそうで、公式上映のチケット
は30ユーロ(約4000円相当)と高額でしたが松本零士さんの生姿を
一目見たいという若者を中心に約千席が完売になったようです。

日本のオカマの歌手が「銀河鉄道999」を知らないと言っていましたが
本当に知らないとしたら恥ずかしいと思うべきだと個人的に思います。

個人的には、コンピュータグラフィックで作られた映像となっている今回
の作品よりもオリジナルアニメーションのハーロックが好きですが、最新
の技術で作りこまれた実際の人間に近い表情を見せるCGの映像は海外で
高く評価されているようですので、今後はこのような手法によってアニメ
が作られるのが一般化して、今まで見なれてきたアニメーションの動画は
廃れて行ってしまうのも知れませんね。

それはともかく、ベネチア映画祭での「キャプテンハーロック」は大人気
で、世界50カ国のメディアから取材が申し込まれ、海外の配給会社から
のオファーも殺到している状況となっているようで、9月7日の公開日が
楽しみな映画になっているのは確かなようです。

メモリアル・コレクション わが青春のアルカディア -キャプテンハーロックの世界-
東映アニメーション 著/松本零士 制作協力


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