以前はホラー映画と言えば「夏の風物詩」でしたが、最近では季節に全く
関係なく針先で神経をチクチクと刺激してくるサスペンスホラーのような
タイプから派手に鮮血のほとばしるスプラッタータイプまで、いろいろな
ホラー映画が上映されるようになりましたね。

私が月に7-8本の映画を観ていた頃にホラーの鬼才とか、新星と呼ばれ
注目されていたのがトビー・フーパー監督でした。

トビーフーパー監督のデビュー作は「悪魔のいけにえ」で電動ノコギリを
振り回しながら理由も何も関係なく、手当たり次第に人を切り刻んでいく
みたいな内容で、怖いと言うよりはグロテスクに近い感覚の映画でしたが
低予算ながらも大ヒットということで、次に任されたのが「悪魔の沼」で
この映画には100万ドル(当時のレートで約3億円)の予算が付きました。