1年に1本のペースで全6作品が3D映像化される予定のスターウォーズ
なんですが、それに先駆けて今年の夏に、アメリカ先住民族のナバホ族の
使用言語であるディネ語に翻訳したスターウォーズが、公開される予定に
なっています。

現在15万人程度、という少数民族言語になっているディネ語を伝承する
という意味合いで言葉を学ぶ教材として広く知られた映画を対象の言語で
吹き替えるというのは、言語を学ぶきっかけとしては手軽かも知れないし
教材らしくないところも良いと思います。

日本の映画もほとんどの作品は標準語で作られていますが日本においても
地方の方言が失われつつあるという問題は同じように指摘されています。

日本の中でも特に言葉が汚いと言われる大阪弁も本来はもっと優しい響き
のある人情味あふれる言葉であるにも関わらず、ドラマなどの影響により
本当の大阪弁が忘れられていく危険性があると言われています。

そんなわけで日本の映画でも海外の映画でも構いませんから、地域の純正
な方言で吹き変えた地方版があっても良いのではないかと思います。

経費面などを考えたら実現の可能性は著しく低いでしょうが、正しい言葉
を次世代に伝えて行くというのは大切なことだと思います。

スター・ウォーズから学ぶ自分を成長させる方法
トニー野中


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