次の水槽はミナミハコフグ、ハコフグとかハリセンボンとか、フグの仲間では
あるものの無毒という認識がありますが、ミナミハコフグは体内ではなく体表
にパフトキシンという粘液の毒を持っていて、食われるとか、殺されるという
危険を感じると体表から毒を出して、敵を殺してしまう怖い存在です。





人間が水中でミナミハコフグに触れても死ぬようなことはありませんが、狭い
ところで毒を出すと、毒を出した本人も死んでしまうような強毒です。
見た目は呑気なおとぼけ顔ですが、なかなかどうして怖い存在なんですね。