小学生ぐらいの頃から一人や二人は必ず周りにいました。
小中学生の頃には同じクラスにいましたし、仕事をするようになれば同僚とか
上司の中に、どうしてなんだろう?と思うぐらい、一人や二人は全く同じこと
を主張する人がいて、世の中、本当に一定数のひねくれた奴っているんだなぁ
と思いますが、そういう人は往々にして仏教徒でもなく、キリスト教でもなく
ただ、大多数の人と違うことを主張したいだけの目立ちたがりというか、単に
かまってちゃんというか、面倒くさい奴だなとしか思われない人が大半です。
クリスマスになると街中のいたるところから聞こえてくる、クリスマスソング
なんて大嫌いだ!という人も必ずのようにいましたが、嫌いなら嫌いで良いと
思うので、他人の季節感とか、雰囲気を楽しむ人々の遊び心に口を挟むな、と
言いたいぐらいですが、相手にすると付け上がるので無視しています。
新しい歌手とか、新しくデビューしたグループ(ましてや、メンバーの名前)
を覚えることなんて実際のところ出来ないのが、年齢を重ねるにつれて当然に
なってきているので、毎年、同じ歌を繰り返し繰り返し聞いていても、誰にも
壊れたテープレコーダーみたいだと思われない、クリスマスの時期の曲は別の
意味では、それぞれに想い出のある曲でもあるわけで、一年経っても十年以上
の歳月が経っても同じように聴けるのでありがたい存在です。
実年齢以上に、年寄りみたいなことを言っている感じがしないでもないですが
毎年同じ時期に、同じ音楽を聞いて、新たな想い出を積み重ねていけるという
クリスマスソングは今後、記憶力が低下しても華やかな時もあれば、寂しい時
もあったという何重にも重なった記憶の玉手箱を開く鍵みたいだと思います。
年がら年中、どんなことにも積極的に新たなことを始め、新たな流行を追って
なんて感じで、アグレッシブでいたら疲れちゃいますから、スタンダードな曲
が流れるクリスマスぐらいは、流されるままで流されるのが良いです。
今年は新型コロナウイルスによる自粛要請や規制が大幅に緩和されて、一見は
日常を取り戻したかのようになっていますが、日本全国で5万人が亡くなって
呼吸が苦しいとか、物覚えが悪くなるなどの後遺症を発症している人も増加し
ワクチンによる死者が3千人を超えるなど、人類が新型コロナウイルスを制圧
したという見方をすることは難しいと思います。
新型コロナウイルスは陰謀だとか、実際には存在しないとか荒唐無稽なデマを
使命感を持って広げているのもどうかとは思いますが、新型コロナウイルスの
感染が始まった頃に厚労大臣として間違った指示を出して、岡江久美子さんを
死に至らしめた加藤勝信が相変わらず上から目線で、厚労大臣をしているのを
見ると、憤り以上の感情がありますが、バカに殺されないようにしましょうね
と、そちらの方向に考え方を持って行く方が前向きだと思うので、バカを相手
にした話はこの辺にします。
2019年以来の規制のない年末年始とはいえ、まだまだ自粛するという雰囲気が
世の中では主流なような気がするので、来年には例年にも増して、多くの人に
幸せが届きますようにと、派手なことをしないでクリスマスを静かに祈りたい
という人が少なくはないような気がします。
皆さんに温かい思いが伝わるクリスマスになりますように。