「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの主役、ジャック・スパロウ役で
一時は世界で最も稼ぐ俳優と言われていたジョニー・デップが主演し、日本の
熊本県水俣市で発生した高度成長期の公害病「水俣病」をテーマに写真を撮り
世界に惨状を訴えたユージン・スミスの活動を映画した作品です。



ジョニー・デップの作品では若かりし頃に、とんでもなく無法者なCIA工作員
を演じた「レジェンド・オブ・メキシコ」が好きなんですが、MINAMATAも
映画の前半部分では、ライフ(すでに廃刊されている写真誌)のカメラマンと
して日本に来ながら被害者の協力を得ることも出来ず、投げやりな役柄を演じ
この人にはやっぱりこういう役が合うんだね、と思いました。