が人類にとって、どのような影響を及ぼすのか?を推測するための会議が開催
され宇宙科学者が活発な論議を行ったことがありました。
基本的に存在するという仮定をしなければ、その影響や対応などについて推定
することは困難ですから、その場ではやはり宇宙人は存在するという前提の元
で議論したことは間違いないわけで、地球上でも未解明な部分が多いのに宇宙
に人間以上の思考能力を持ち、産業を興している存在は絶対にないと断言する
ことの方が非合理的だと思います。
夢のある話としては「ET」や「未知との遭遇」といった映画のように地球人
に対して友好的な宇宙人が友達の輪を広げるため?に地球に飛来し、卓越した
科学力で地球環境を元に戻すとか、鉱物資源を月や火星から移送する手助けを
してもらう、なんてこともあり得るかも知れませんが、太陽系の外から時間を
かけて飛んできて、報酬を要求することなく地球人を助けてくれるなんてこと
は冷静に考えたらないと思いますから、そういう甘過ぎる期待はするべきでは
ないのは当然だと認識しています。
そのように考えたら、地球人と宇宙人が仲良くするファンタジー映画とは対極
にある「宇宙戦争」とか「バトルシップ」「インデペンデンスディ」のように
圧倒的な科学力と攻撃力により地球に対して攻撃を仕掛けてくる、という場合
を想定する方が実はより現実的で「フィフス・ウェイヴ」とかコメディ映画の
「マーズアタック」みたいな全面戦争を念頭に置く必要があるでしょうね。
でも、これもまた何百光年も離れたところから、移動時間を短縮して飛来する
ほどの進化した科学力があるのに、武力攻撃なんて前近代的なことをするのか
という疑問もあるわけで、宇宙の専門家が考えようが、一般市民が考えようが
結局は宇宙人の存在自体が確認できていないので、飛躍的な発想をできる人が
想像力を駆使して考えない限り、現実的な対策は思いつかないでしょう。
ただ、一つ考えられるのは、もしも実際に宇宙人が現れたとしても、地球上の
引力によって呼吸器系統が圧し潰されて窒息死とか、風邪や赤痢、麻疹などの
感染症に対する抵抗力がなくて死んでしまうと考えるのが普通かと思います。
そんなわけで、人類の脅威にはならないのではないのかな?と思います。