いうこともあるでしょうし、親子の場合であっても生まれてきた時点で親子は
決まっていますが、その出会いもあくまでも偶然であるわけで、親と子の場合
であっても相性の悪い親子は実在します。
親子と言えば血を分けた関係だと表現されますが、親だから子供のことを全て
理解しているわけではなく、子供からしても自分が生まれる前の親の人生には
関わることは出来ないわけで、心底分かり合えるとは限らないでしょうね。
そんなわけで、出会いと別れ、どちらの場合でも簡単なことではありませんが
後々のこと(ストーカーのように別れた後も付きまとわれたりするという場合
もあれば、別れ話が出た途端に豹変するのもいるので、相手の性格によっては
別れ話をすること自体が危険な場合もあります。)まで考えると、やはり別れ
の方が難しいかと、男女関係の場合は特にあるように思います。
ストーカーとか、根に持つタイプの性格的に問題がある場合を除いても、男女
の別れ話の場合であれば、相手のことを傷付けたくないとか、きれいな別れを
演出しようとすると、逆に愛憎の感情がもつれて、最悪の場合には刃傷沙汰に
なったりして大きな事件になる例を多くの人はニュースで見聞きしているかと
思いますが、往々にして別世界の話だと考える人が大半ですが、実際のところ
親戚とか知人とかの中に一組や二組は怪しげな感じの人はいます。
で、円満に別れるにはどうすれば良いでしょうという話なんですが、命の危険
があるような場合は警察に保護を求める(あまり頼りにならない場合があると
いうのも実際の話なので、ダメっぽい場合は法務省の人権局とか検察庁に相談
した方が良いかも知れません)のが最適だと思いますが、京都の安井金比羅宮
という神社が縁切りの儀式を行なうことで知られているようです。
京都といえば、清水の舞台から飛び降りる、というので有名な清水寺の境内に
ある、縁結びの神様「地主神社」は知っていましたが、年間で4万人の参拝客
が縁切りを頼むために訪れる縁切りのための神社もあるみたいですね。
深刻な家庭問題の悩みを持ちこむ女性が多いようで、基本的な祈祷料は3日間
で6,000円で、一週間祈祷になると10,000円、一か月祈祷だと30,000円になる
わけですが、3日間というのは3日間、一週間だと一週間、毎日祈祷してくれる
という意味なんでしょうかね?この辺りは神社に詳しくないので難しいです。
この神社では縁切り(悪縁きりなので、人間関係だけでなく病との縁切りとか
悪癖、悪運との縁切りも対象のようです)だけでなく、縁結びの神様でもある
ということで、ブラック企業の仕事を辞めて、新しい仕事を始める時に来ると
いう人もいるみたいです。
「昭和」の人なので縁切りと言うと、さだまさしがソロデビューする前に活動
していた時のフォークデュオ、グレープ時代に歌っていた、鎌倉の縁切り寺の
イメージだけしかなかったのですが、京都に本格的な縁切寺があることを知り
世の中には知らないことの方がたくさんあることを実感しています。