俵万智さんの「サラダ記念日」がベストセラーになってから、日本記念日協会
なる組織が出来て、審査を受けて承認されて、15万円の登録料を支払うことで
記念日を作ることが出来るようになりましたから、さらに多種多様な記念日が
出来ることになったわけですね。
素晴らしい歌唱力をさらに盛り上げる色黒の松崎しげるさんのために、黒の日
(9月6日)なんてのもあるぐらいです。
ということで、本題に入りますが漫画の日が2月9日になっています。
その理由は「漫画の神様」こと手塚治虫さんが亡くなったのが1989年2月9日
ということで、手塚治虫さんの命日が漫画の日になっています。
子供の頃、白黒放送の「鉄腕アトム」に始まり、若かりし頃の水谷豊さん主演
の「バンパイヤ」(実写とアニメを融合させた、当時の画期的な作品でした)
や「W3=ワンダースリー」、後にフォーリーブスで活躍した江木俊夫が主役
のマモル少年を演じた「マグマ大使」、さらに「リボンの騎士」や「どろろ」
など、テレビっ子の私に手塚治虫さんの作品は絶対に必要な存在でした。
世の中が白黒テレビからカラーテレビに変わった頃、うちのテレビがカラーに
なったのは父親が「ジャングル大帝」をカラーで見せたいと言い出したことが
きっかけで、その後も「ふしぎなメルモ」や「海のトリトン」など、いろいろ
なアニメを見て、「ブラック・ジャック」の台詞に感動したこともあります。
手塚治虫さんが存在しなかったら、日本がアニメ大国と呼ばれる存在になると
いうことはなかっただろう、という話を聞くことがありますが、それは確かに
その通りだと思います。